今日は 黒部の 紅ズワイガニについて少々語らせて頂きます。
黒部では紅ズワイガニのことを方言で「あかがん」といいます。特に浜である生地で主に
そう呼ばれています。
私が察するには・・・
「赤い顔」をした蟹と言うことで「あかがん」と呼ぶ?
「赤い蟹」がそのままなまって「赤かに」が「あかがん」?
ではまじめに、文献によると・・・
日本海の深海800m~2500mに生息するベニズワイガニはズワイガニに比べ、知名度は低いが、名の通り生きている時から濃い紅色である。
漁法は昭和37年に魚津市の故浜多虎松氏が考案したかごなわ漁という漁法で、籠に餌を入れて沈めて置きベニズワイガニが餌を食べるために一旦入ると抜け出られない、言わば鼠籠のしくみで今では全国的にポピュラーな漁法となっている。
蟹は一般的に冬の味覚のイメージが強いが、上述のように生息域は海水温も年中0℃と低く、太陽の光も届かないことから蟹の身質は変わることはない。また、許可では水深800m以深で漁獲することになっている上、禁漁期間も各県で定められている。ちなみに富山県では6~9月までが禁漁となっている。
・・・・以上、魚の駅「生地」発行、2012年のカレンダーに乗っているのを拝借いたしました。
あしからず (^_-)-☆